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ミクロネシアの食文化/③シーフード

ミクロネシアのシーフード(カニ採り編)

満月の夜、それぞれの家から一輪車と手編みのバスケット、懐中電灯を手にして多くの村人が海岸に近い道に集まってきます。波の音が大きくなり、そろそろ海か、と思った時、足元でかさかさと音がし、見てみると一匹のカニが。そう、今日は産卵日。海に産卵しに来る大量のカニを採りにやってきました。

海沿いの道は見たことのない光景が。足の踏み場のないほど大量のカニが海に向かって歩き、産卵し、家に戻る。道はカニで大渋滞。それを一匹一匹捕まえ一輪車に投げ込む人々。カニは探さなくても山ほどいるため、1、2時間もすれば一輪車は満杯になり、手編みのバスケットも一杯に。そしてたまにお宝のヤシガニを見つける人も。

カニを一輪車へ

カニ採り終了。今日も大漁!!!

翌日以降、食卓はカニ三昧。普通のカニも絶品ですが、ヤシガニは本当に絶品中の絶品。ヤシガニはココナッツしか食べないため、お腹の中もすべて食べることができ、その濃厚さは一度食べればやみつきになります。

カニを調理

こちらは、ヤシガニ!!かなり貴重品☆

焼きヤシガニ

チューク州離島ホークで滞在中の思い出の一つでした!

野村 HIDE

”世界ふしぎ発見”で紹介されます。

ミクロネシア連邦が”世界ふしぎ発見!”で紹介されます。トピックの中心は謎の海上遺跡ナンマドール。

ご興味のある方は是非お見逃しなく。

レインボーネシアスタッフからのお知らせでした。

ミクロネシアの食文化/ ②バナナ

ミクロネシアの食文化、第2弾は『バナナ』です。
日本ではスーパーなどでパッケージされたものを見ることがほとんどですが、ミクロネシアでは道や庭先など、島の至る所に生えています。
大きく分けるとフルーツ(野菜?)として生で食べるものと、調理して食べるものと2種類あります。

フルーツとして食べるのはこんな風に家の軒下などに吊るされています。

食べたい時に好きなだけ!ちょっぴり酸味があって甘~いこのバナナ、いくつでも食べられます♪

さて、調理して食べるバナナ『クッキングバナナ』、今回はココナッツミルクで煮る料理を紹介します。

まず皮をむき、バナナを半分に切り中心部をスプーンでかき取りボールに集め、外側は水につけてあく抜きをします。


集めた中心部をバナナの外側で挟み、鍋に入れます。

次はココナッツミルクの準備です! コプラ(完熟したココナッツの実の白い部分)を用意します。

使う道具はこちら!↓↓なんだか動物のような形をしていますが、使用方法はこんな感じです。↘↘先端に着いている金属の部分でコプラを削ります。  先端に着いている金属の部分でコプラを削ります。(※ちなみにこの削る道具、各家庭で違うと思います。)

削り取ったコプラに水を入れて良く揉み、ココナッツミルクを絞りとったらバナナの入った鍋に入れて煮込みます。

出来上がり写真はありませんが・・・

もっちりとした食感がたまらない、止まらない『バナナのココナッツミルク煮』。ぜひ、ミクロネシアでお試しくださいませ!

満江

ヤップはマンタだけじゃない!

ヤップはマンタだけじゃない!

ミクロネシア連邦の西端ヤップ州は実にトラディショナルな島です。おそらくミクロネシア連邦4州のなかでもっともそのような雰囲気が残っている土地ではないでしょうか?さてトラディショナルな面の紹介はまたの機会にして、ここでは海のなかを紹介したいと思います。

ヤップの水中と言えば誰もがオニイトマキエイの「マンタ」を思い浮かべるでしょう。そしてマンタと泳ぎたいという数多くのダイバーがヤップを訪れます。

ダイビング雑誌などは「ヤップ=マンタ」というような特集ページをよく組んでいます。

確かにあの大きさの生物が悠然と人の前を通過するシーンは実に迫力ありますし、海の主にさえ見えます。

しかしヤップの海の魅力は決してマンタだけではありません。ヤップの南側にはマジックキングダムというポイントがあります。マンタのいるミルチャンネルあたりは、以前ポンペイの記事でも書きましたがあまり透明度はよくありません。しかしマジックキングダムがある南端まで行くと真っ青な海が広がります。そしてここでの魚影の濃さに誰もが驚くでしょう。バラクーダにギンガメアジは普通に目の前を泳いでいき、さらにサンゴには数え切れないほどのハナダイやハナゴイと言った小魚が乱舞しています。

これを見ると今まで持っていたヤップのイメージが覆されます。また自分でヤップの魅力を再発見できたようで非常に嬉しくもなります。

【詳しくは11/10発売の月刊ダイバー12月号をご覧ください。】

Photo and Text by  Masa Michishiro